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Mr.ロジスク

【永久保存版】小論文の書き方

個別指導塾ロジスクです。


総合型選抜、旧AO入試の対策を紹介するシリーズの第4弾。

今回は、『小論文の書き方』をお伝えします!


総合型推薦に限らず、一般的な推薦入試を受験する生徒にも参考になる内容です。

ぜひご覧ください♪




小論文とは何か


小論文が入試で出される場合、一番初めにしなければならないのが、


「小論文とは何か」


を明確に理解すること。ここを疎かにすると絶対に上手くく伝わる小論文は書けません。


まずは辞書的な意味を紹介します。


『小論文とは、与えられたテーマに対して、自分の意見とその理由を論述するもの。 結論が明解なこと、論理的な構成などが求められるが、表現の美しさや余韻などは特に必要とはされない。』


すこし難しく書かれていますが、

「テーマに対して、自分の意見を適切に理由付け出来ている文章を書ければOK」

と簡単に理解してもらえれば大丈夫です。





加えて注意点として、以下の内容も抑えてください。

これに対して作文や読書感想文は自分の体験や感じたことを書き綴るもの。』



日本の学校教育は、基本的に作文や読書感想文を多く書かせます。(最近は小論文の講座を学校内ですることも一部であるようです)これは自分の主観を自由に表現するもので、小論文とは全くの別物。

作文や感想文のノリで小論文にチャレンジすると100%痛い目に合います。


まずは、小論文とは何かをしっかりと把握しましょう。





書き方のポイント


ここからは小論文の書き方のポイントを述べていきます。


【ポイント1】手順を覚える


書き方の手順を覚えましょう。

①設問を読む(何を書けばよいか理解する)

②書くべき内容を考える

③表現に注意をしながら書き進める

この3ステップです。


これらのことは当たり前のことなんですが、試験本番は時間制限がある中で

「取り合えず答案に書き始める」

「書きながら考える」

という書き方で進めてしまう人、物凄く多いんです。


そういう書き方をすると

・途中で話が続かなくなる

・筋が通らない意見になる

・ぼやけた文章になり、何が言いたいのかわからない

といった伝わらない文章になる可能性が大です。


3ステップを忠実に守って進めましょう。




【ポイント2】型を覚える


次のポイントは、小論文の型を覚えて、その型に沿った形で文章を書くことです。

自分の意見に対して適切に理由付け出来ている文章を書くには、決まった型=フォームで書く必要があります。


文字数によって若干フォームを変える必要がありますが、

最初の段落=意見

中間の段落=理由説明

最後の段落=意見(まとめ)

という形がもっとも一般的です。


逆にこのような形で書かない散文形式で書くと、

「なにが言いたいのかわかりにくい」「人によって解釈がかわる」文章になり、小論文として成立しないので要注意です。




【ポイント3】ルールを覚える


ここも非常に重要なポイント。原稿用紙の使い方や表記、表現の注意点をしっかり押さえないと、いくら良い内容を書けていたとしても減点がかさみます。注意すべき点を一部書いたので是非参考にしてください。


【原稿用紙の使い方】

・最初の1マスは空ける

・カッコ類は1マスづかい

・?や!は基本つかわない など


【表記、表現の注意点】

・縦書きと横書きでのルールをそれぞれ確認

(縦書き:数字は漢数字で統一、アルファベットは使わずカタカナ表記

横書き:漢数字、アラビア数字どちらかに統一、アルファベットもOK など)

・誤字脱は即座に減点対象→絶対注意

・一文一文を短く表現する

・呼応表現、接続表現を適切につかう など

(「まったく大丈夫である」は不適切な日本語表現。「全く…ない」が適切な表現)


【その他の決まり事】

・文末表現は常体(…である)で書く

・少なくとも制限字数の90%以上文字を埋める

・表現技巧や無意味なカタカナ表記はしない など

 (ケータイなど)




【ポイント4】知識習得と情報収集


専門的な学問をしている訳ではない高校生に対する課題なので、ものすごく高い質の意見を求められている訳ではありません。ただ与えられるテーマに対して基礎的な知識を知っていたり、自分なりの意見を答えられる状態にはならなければなりません。


過去問の分析や受ける学部学科での最近のトピックスについて、書籍を2-3冊読んだり、ニュースを調べるということは確実にやっておきたいですね。





【ポイント5】とにかく書く!


最後のポイントは「とにかく書く!」です。ポイント1~4は事前準備としてしっかりと理解、把握すべき内容ですが、入試で表現できる実力をつけなければ意味がありません。


勉強でもスポーツでもやればやるだけ、成績も良くなりますし、上手くもなりますよね。それと同じです。アウトプットを繰り返すことで、たしかな表現力が養われます。


1点注意すべきことは、できるかぎり第3者の添削をお願いすること。自分では見落としがちな間違いや指摘をいただけるので、成長スピードが速くなります。できれば学校や塾の先生といった専門的な知識を持った人、またビジネス文書を書く仕事をしている親御さんなどでも良いアドバイスがもらえると思います。まわりの大人のチカラを借りて、完成度を高めていきましょう。





おススメの参考書紹介




最後におススメの参考書を紹介します!


『小論文の完全攻略本』(神崎史彦 著)


非常にコンパクトに要点がまとめられており、短時間で小論文の書き方のポイントを修得できます。薄いうえに出題形式に合った章のみをやって、過去問演習に入れば一定水準以上の文章が書けると思います。


時間がない!という人にはぜひ使ってほしい参考書です。


もちろんこの参考書でなくても、市販されているものを持っていれば要点は抑えられると思います。それを使って小論文の書き方を学んでから実践的な問題演習に入りましょう!



今回は「小論文の書き方のポイント」を簡単に紹介しました。

ロジスクでは総合型選抜/AO入試の対策講座も開講しているので、もっと具体的なやり方やサポートが欲しいという方はぜひお問合せください。






次回は最終回、面接対策についてUPします、ぜひご覧くださいね♪


 


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